深夜食堂での使用曲について (2)

2014年7月に発売となった

1st アルバム「ミンストレル」が

galaboxのサポートを受けて

去年の12月14日に再発売されました。

http://www.galabox.jp/product/377

 

 

発売直前にこのアルバム収録曲が使用されることが決まった

ドラマと映画が安倍夜郎さん原作の「深夜食堂」でした。

映画「深夜食堂」ドラマ「深夜食堂 3」に挿入歌、

劇中音楽として3曲が流れました。

 

「人生行きあたりばったり」

「ちょいと寂しい夜のうた」

「冷たい風」

 

「人生行きあたりばったり」は御存知の通り、

安倍夜郎さんが歌詩を書いて、私が歌にしました。

この歌の2番位までの歌詩は、「深夜食堂」の

「ねこまんま」の回に売れない演歌歌手が歌っている

シーンに登場します。

安倍さんはその歌詩を手紙に6番まで書き上げて

私に送ってくれました。

『これに曲をつけてくれませんか?」

正にあの深夜食堂に登場する人たちの絵のタッチと

同じような繊細で温かみのある字で綴られていました。

 

安倍さんの詩を何度か読み返している内に、歌になっていました。

言葉と音楽は出会いです。こんなこともあるのです。

 

「人生行きあたりばったり」が歌になるまでの経緯は、

実は「深夜食堂」よりも前の話に遡ります。

それについては安倍夜郎さんが出身地でもある高知県四万十の

フリーペーパーに連載している「なんちゃあない話」で、

ギターを弾く私のイラスト入りで寄稿されています。

その連載他をまとめた本が、なんちゃぁない話 (マンサンコミックス)です。

 

この歌を作った当初は「深夜食堂」のドラマや映画で使われる話は

全くありませんでした。

私も安倍夜郎さんも、歌が出来上がってアルバムに収録して聴ける。

ということが素直に嬉しい。それだけでした。

 

それよりも少し前のこと。

久しぶりに福原希己江さんと新橋の草枕という喫茶店で

ライブをした時に安倍夜郎さんと「深夜食堂」監督の松岡錠二さんが

初めて聴きに来てくれました。

この頃は既に福原希己江さんの歌は「深夜食堂」で流れていました。

 

実は福原希己江さんとはかなり前からの知り合いで、

八丁堀にある七針というギャラリーでのライブで出会いました。

その七針が制作した彼女のソロアルバムを出した頃で、

深夜食堂が放映されるよりもずっと前のことでした。

それ以来、仲良くなり、時々ライブを一緒にやっていたのです。

 

草枕のライブの夜。松岡さんの仕切で焼肉屋へ行きました。

(おぉ、やはり業界の人の打ち上げは焼肉なのか…)

などと、余計な感心したことを今でも覚えています。

焼肉となると、私はどうしても焼き加減が気になってしまうのですが、

そんな私よりも気にしまくって焼肉奉行となっていたのが松岡さんでした。

打ち上げは盛り上がり、隣の席だったのが安倍さんでした。

上村一夫さんと滝田ゆうさんの話と歌謡曲の話に花を咲かせました。

安倍さんはそれから何度かライブに足を運んでくれています。

 

ある日、小さなお店でマイクも使わずに弾き語る私のライブに

ふらりと福原希己江が来てくれました。

カウンターの一番前で聴いてくれていました。

次に「人生行きあたりばったり」を唄うことを話した時に

彼女は言いました。

 

『スーマーさん、この歌、録音してもいいですか?』

 

『え?いいよ。緊張するなぁ』

 

真面目な福原希己江さんは、ちゃんと許可を求める人なのです。

自分のiPhoneをカウンターに置いて録音ボタンを押しました。

 

私は少し緊張したのか、喋りで呂律が鈍ってしまい、

 

『次の歌は、死んだ食堂の… いや、深夜食堂です…』

 

などと、洒落にもならない紹介をしてから唄いました。

 

それから暫く経ったある日のことです。

福原希己江さんから電話がありました。

 

『スーマーさん、先日の録音した音源を監督に聴かせたんですよ』

 

『あら、そーなの?』

 

『はい。それでこれをドラマで使ってもよろしいでしょうか?』

 

『これって、あのライブ音源を???』

 

『はい。そうです。』

 

『ちょっと待ってください。実はアルバムを出すんだけど、

 それには正式に録音した音源があるから、そっちにしておくれ。』

 

急いでまだ発売前の録音音源を彼女に送ったのです。

 

 

それよりも少し前のことになりますが、主題歌「思ひ出」でお馴染みの

鈴木常吉さんとも吉祥寺の馴染みの呑み屋で知り合いとなり、

以降、共演や二人だけでツアーをしたこともありました。

 

初めて常さんの前で「人生行きあたりばったり」を唄ったのは、

名古屋の「なんや」というお店でした。

唄い終わるやいなや、一番後ろで聴いていたホロ酔いの常さんが

 

『おーーー、いいんじゃねーかなぁ!!』

 

と叫んでいたことを今でも覚えています。

何故か、この時は本当に嬉しかったのです。

 

 

そんな様々でバラバラな繋がりによって、今回のようなことになりました。

 

新しいシリーズのドラマ「深夜食堂・第四部」では

アルバム「ミンストレル」から8曲が使用されています。

正に「裏サントラ盤」状態です。

 

ミンストレル

道路

夜明けまで

冷たい風

雨がひらひら

New Moon

人生行きあたりばったり

ちょいと寂しい夜のうた

 

更に映画「続・深夜食堂」では、劇中音楽の他に

エンドロールの最後の歌として流れているのが

「ちょいと寂しい夜のうた」です。

 

 

私は安倍夜郎さんの原作漫画も好きですし、

ドラマも第一部の頃からよく観ていました。

 

人には誰にでも着地する場所が必要なのです。

それが自宅ではない、という人も沢山います。

様々な事情を抱えた人たちの心持ちや物語に

私はとても親近感を覚えます。

何故なら私も同じような人間だからです。

 

なんでも良いわけではなく、このドラマと映画に

私の歌や演奏が使われたことに今は安堵しています。

 

私はこれからも変わらず弾き語りとして唄い続けますが、

こんな機会を作ってくれた関係者の皆さんに感謝します。

 

 

 

 

スーマー

http://suemarr.com/

SUEMARR | ここだけのつぶやき | 13:15 | comments(0) | - |

エリザベスと共通すること。



エリザベス・エタが作った歌、

「Goodbye Jaqueline」。

とても好きでオレも唄っている。

ジャクリーヌはピカソの二番目にして
最後の奥さんのことである。
71歳のピカソに出会ったのは彼女が26歳の時。
そして80歳になったピカソと結婚したのである。

愛する人を生きているうちに見つけることが
できるというのは、とても幸せなことだと思う。
と、同時に失った時の悲しみは計り知れない。

すべてを受け入れ、全身全霊で愛した人生。
ピカソを失った後の13年間は、どんな日々だったのだろう。
ピカソへの愛する炎がジャクリーヌの生きるための灯り。
その灯りが消えた暗闇の中での日々。
色が消え、言葉が消え、人を避け、閉ざした日々。
そして彼女はとうとう引き金を引いて自らの命を断つ。

幸せと悲しみに満ちた彼女の人生に想いを巡らせた歌。
エリザベスは見事なまでに悲しくも美しい歌に作り上げている。



The Deedees : Elizabeth Etta & Owen Hunt (her father)

- - - - -

さて今回の投稿は、歌の解説ではない。

弾き語りとして常々思うこと。

悲しいことを歌にすることは、
弾き語りの運命(さだめ)である。
と言っても良いと思うのだ。

エリザベス曰く、

「歴史的にも8割方は悲しい歌のはずです」

オレもそう思った。

そしてそれはおそらく間違いではない。

更に彼女曰く、

「自分に限らず他人の悲しい事実を知ってしまうと、
 どうしても歌にしたくなってしまうんです」

言い終わると、脇で見ていたオレに目線を合わせた。

「わかる」

オレは深く頷いた。

オレも同じだからである。

楽しいことばかりの世界であったとしたら、
果たして歌というものは生まれていたのだろうか。

とさえ、思ってしまう。

悲しいことを歌にすると、
悲しい気持になるわけではない。
悲しい気持だけにしてはいけない。
大きさは様々でも「希望」がなくてはならない。

と、思うのだ。

こればかりは生意気と思われても構わない。

そんな気持を交わすことが出来たエリザベスに
オレは感謝と共に彼女の未来にエールを送りたい。

きっと今頃、もうすぐアメリカへ帰るエリザベスと
海賊(パイレーツカヌー)とその仲間たちが
京都の拾得で楽しい時間を過ごしていることだろう。

また会う日がとても楽しみである。


ベス、またね♫



Elizabeth Etta (でこ姉妹舎にて)

- - - - -

先日、北陸で4日間世話になった富山在住の
素晴らしきブルーズマン、W.C.カラスがいいことを言っていた。

「悲しい歌ばっかり唄ってる奴は、
 唄ってない時に本当によく笑う
 だからとても愉快だった」

そういうことだよ。

- - - - -

*写真は、琵琶湖と滋賀県東近江「でこ姉妹舎」にて。
 店主の加納さん、スタッフの皆様、
 聴きに来てくれてお会いできた皆様、
 とても良き時間をありがとうございました。
 そしてMr. Owen、また会えて共演できて本当嬉しかったです。
 これから楽しみが増えそうですな♫

*Pirates Canoe Offcial Website : 
http://piratescanoe.com/

 
 
SUEMARR | ここだけのつぶやき | 13:48 | comments(0) | - |

新しい年。

西暦で2014年もの時が経っているこの世界。
今もなお、争いは絶えず、痛みを分かち合えず、
方向さえも見失ったままの世界。

頼みの綱は「争奪」が名前だけを
隠しているかのような「経済」。
従う者たちだけが偽りの平穏を与えられ
従わぬ者たちは振るい落とされる。

生きるか死ぬかという末端を知らぬまま
従う者たちは直接に痛い目に遭わぬ故に
黙っていれば大丈夫であると思い込み、
「変えよう」とする者在らば異端の者として蔑む。

これが外国ではなく、日本という国である。

自らの誇り高き持ち前の文化をも消し去り、
世界と対等に対話できると思い込む日本という国である。

楽しむ時は楽しめばいいと思う。
しかしそれが一日のすべてではない。
楽しむ者としての心意気を消したらもう終わりよ。
難しくもお固くもない。
当たり前のこと。
それを書かずにはいられない。




 
SUEMARR | ここだけのつぶやき | 17:23 | comments(0) | - |

瓜南直子のこと - その2 -




ポチさんの画は生きている。


顔を近づけて、耳を澄ませてみれば


呼吸しているのがわかる。





ポチさんが面白い酔っぱらいだけではなく、

素晴らしい画家だということを知ったのは、

出会ってから、しばらく時間を要した。


画家・瓜南直子。

という存在よりも先にオレは

呑み仲間の粋なお姉さんである

(通称)ポチさんという

存在だったからである。


呑み仲間であるからもちろんお酒が好きで、

漬物屋の店主になっても成功間違いなし

という程の腕前を発揮した

漬け物は絶品であった。


一緒に呑んでる時は、

いつも馬鹿な話で盛り上がった。

真剣に画についての話など

あまりすることもなかった。

ポチさん宅で盛り上がったのも

キャンディーズと憂歌団、エロ話等々。

(ポチさんが貸してくれたキャンディーズのDVD。

 まだ借りっぱなしだなぁ)


仮に画家ではなく、

漬物屋のゴキゲンな酔っぱらい姉さん。

そんなポチさんであったとしても

オレは変わらず大好きな姉さんであっただろう。


ポチさんを紹介してくれた

鎌倉の盟友、長嶋ジュンさん、

ポチさんのパートナーでもあり

同じく画家の伴清一郎さんと一緒に

鎌倉や北鎌倉で呑んだり食べたり、

段葛のこ寿々という蕎麦屋の2階の座敷にも呼んでもらったり、

一度、オレが野毛を案内したこともあった。


北鎌倉の佗助、鎌倉のヒグラシ文庫という

普段はライブをやらない、個人的にも大好きなお店で


「 スーマー君に唄ってもらおうよ 」


と店主さんたちに薦めてくれたのも

ポチさんと伴さんなのである。




ある日、ようやくポチさんの個展に行く機会を得た。

そこでオレはようやく、ポチさんこと、

画家・瓜南直子の存在を知ると同時に

そして、あの呼吸する画を目の当たりにしたのである。


ポチさんの画を買いたい。

オレは、生まれて初めてそう思った。

もちろん手が出ないわけなのだが。


描くにあたり、その土台作りはまさに

地ならし、耕す畑。

もしくは工事現場なのだそうだ。

その途方も無い作業の末に何を描くのかが

自然と見えてくるらしい。

それまではひたすら土台作業を続けながら

様々な葛藤の連続の日々だったに違いない。


言い方を換えれば、

最初は姿を見せない画の言いなりなのである。

描くべき画、ではなく描かされている画。


【身を削る】


とは、こういうことなのだ。


そしてこんな時に必ず思い出すのが、

某映画でライス&ビーンズの入った鍋を持った

シルクのナイトガウン姿のレディ・エースの一言。


「 毎晩創造するということは…


  それが美しいものでも


  死ぬほど苦しい。


  わかるか? 」


もちろんオレの中での想像に

過ぎないかも知れないが、

ポチさんはそんな苦しみを知っている

数少ない日本人だったのではないか。


今の日本人が目を逸らしがちで

しかしながら一番大切なこと。




残され生き続ける作品たちを

もし直に観る機会があったなら、貴方も是非、

画の中の兎神国に住む人たちに

顔を近づけて、観ると同時に

耳を澄ませてみてほしい。


もしかしたら、呼吸を感じることが

できるかもしれない。




画家・瓜南直子は、鎌倉の素晴らしい芸術家

であることは誰しもが認めることだと思うが、

オレにとってはやはり、それだけでなく、

面白い酒好きな、ゴキゲンなお姉さんなのである。




- - - - - 




お通夜の2日前にポチさん宅に出向き、

ポチさんに会いに行った。

いろいろな人たちが来ていて

仮通夜という名の宴会が開かれていた。


ポチさんの痩せ細った寝顔は、

大人になった美人のポチさんだった。

表情はとても穏やかで素敵だった。


オレは同じ部屋でずっと酒を呑み、

涙をこらえながら想いを巡らせ、

ポチさんが眠る畳の上で大イビキをかいて

朝まで寝てしまったのである。


朝早く目が覚めたオレは起き上がり

ポチさんのおでこをそっと撫でて


「ありがとう、ポチさん」


と一言残して、

立て付けのわるい玄関の

引き戸を開けて

植物が生い茂る外に出た。



玄関横に目についた植物が

とても奇麗だったので

写真に収めていたら、

すぐ横の白っぽい木の上から突然、

猫が一匹降りてきたのである。

暫く、オレを見つめていたが、

猫は塀に飛び乗って姿を消した。




もしかしたら、ポチさんかな。


などと、勝手にオレは思ったのであった。


もっと沢山馬鹿で楽しいことしたかったけど……


ポチさん、心から本当にありがとう。


伴さん、またゆっくり呑みましょう。





ポチさんの画は生きている。


顔を近づけて、耳を澄ませてみれば


呼吸しているのがわかる。


だから、


ポチさんも生きている。






( 2012年6月4日早朝 瓜南直子 56歳 満月の日に兎神国へ出発つ )





【覚え書き】

*この日記はあくまでもオレの目線でのポチさんのことです。


*SUEMARR'S NOTEより「こ寿々と、瓜南直子展のこと」

http://note.suemarr.com/?eid=1159876


*瓜南直子のブログ

http://kanannaoko.seesaa.net/


*YOUTUBEより 瓜南直子 作品集

http://www.youtube.com/watch?v=31eBjBUHTmI


*YOUTUBEより 瓜南直子 インタビュー

 観○光2011 泉涌寺

http://www.youtube.com/watch?v=4WFfenWdj7w



【追記】

*ポチさんとの最後のやりとり(2012年5月5日頃)


オレ「 やはりポチさんの絵は直に接しなくては伝わらない。

    絵の目の前で深呼吸すると会話している気になる。

    瓜南直子展は鎌倉ドローイングギャラリー5/6まで。 」


ポチさん「 スーマー君………ジーン 」


オレ「 近くで見るだけでなく、

    目を閉じて耳を向けてすましてみたり…

    そんなことしたくなる絵って中々ないもん。 」


ポチさん「 言われてみれば、草も魚もケモノも花も虫も、

      みんなちゃんと深呼吸できてるかー、

      が最後の問いかけかも。 」





机の前に並ぶ画。椎名君画(左)ポチさん画(右)

オレにできることは、こんな風に唄うことだけです。




SUEMARR | ここだけのつぶやき | 02:42 | comments(4) | - |

ラジオで流れる歌



ラジオを聴く人は結構いるものである。

「スーマーさんの歌がラジオで流れてましたよ」

先日、こんな連絡を数人の友人知人から戴いた。
しかも、NHK???いーのか???
などと驚きながらも、詳細を尋ねてみると
ゴンチチの番組「世界の快適音楽セレクション」で
流れたということを知り、あっとピンときたのである。
いや、私の歌が快適音楽かどうかは別のピンである。

GONTITI(ゴンチチ)は、ゴンザレス三上さんとチチ松村さんによる
インストゥルメンタル・アコースティック・デュオである。
そのお二人の内のひとり、チチ松村さんとは一度、大阪でお会いしたことがあるのだ。

御存知大阪のブルーズマン、Azumiさんと
去年、大阪で3日間のジョイントライブがあった初日に
Azumiさんも行きつけで、私も大好きな趣味が沢山揃っている
Po' Boy Recordというレコード屋で待ち合わせをしていた。

向かう途中でAzumiさんから電話があった。

「スーマーに会わせたい人がおるんや。バンジョー好きな人なんや。」

汗だくでギターとバンジョーと荷物を抱えて
Po' Boy Recordのあるビルの3階へ上っていくと
店内にいたのがAzumiさんと店主の群島くん、
そしてもう一人がチチ松村さんであった。

ご挨拶した時のチチさんの第一声が

「ええ顔してますなあ」だった。

あまり顔には自信がない私には嬉しい言葉だった。

チチさんも笑顔のシワがとてもイイ「茶人」であった。

チチ松村さんはクラゲ飼育を始めとしていろいろ
面白い趣味の持ち主で自ら「茶人」と称しているそうだ。

その日はAzumiさんとのライブがあるので、
あまりゆっくりお話はできなかったのだが、
私のCDをチチさんに渡したのであった。



そんなきっかけで、まさかNHK-FMで流してくれるとは…

放送は私は聴いていないのだが、セットリストがあった。
どんな流れかは想像つかないが、
スティーブ・ライヒの後に流れたことになっている。

まあ、そんなことはともかく、
私の唄う歌をラジオで流してくれる人もいるのだなぁ。
唄い続けていると、こんなこともある。



チチ松村さん、ありがとうございます。
またいつかお会いできますように。

そして、Azumiさんにも感謝ですわ。
ありがとうございます。





GONTITI(ゴンチチ) 

NHK-FM 世界の快適音楽セレクション(5/26放送のセットリストがあります)

P0' BOY RECORDS

Azumi





SUEMARR | ここだけのつぶやき | 12:18 | comments(0) | - |

不便を楽しむ



電気料金の値上げなどという

ニュースの話を聞いていると

もう馬鹿馬鹿しくて呆れ果てる。



試しに1年でもいいから

国全体で「不便を楽しむ」

位の方向転換ができないものか。

電力会社が原発の代わりに

火力で「値上げ」ではなく、

別のエネルギー電力供給に転換する

「挑戦」をしてこその値上げなら

気持もかなり違うと思う。



原発再稼働は

無努力以外の何物でもない。



原発依存症に悩む

原発周辺の村や町の皆さんを

更に悪化させることなく、

まずそんな人たちから

現実を正直に話して

挑戦の成果を

優先的に実感させて

まず治してあげること位は

国も電力会社もすぐにできるはずだ。



皆で不便を楽しむなら、

人間、そうそう簡単に

死ぬわけがないのだ。



生きるか死ぬか…

なんてことを味わった人が

この平和ボケな国で

人災、震災で直に被災されたり

不治の病に犯されたり

そんな人たち以外に

いったい全体

どれだけいるというのだ。










SUEMARR | ここだけのつぶやき | 10:02 | comments(0) | - |

出会いと再会の連続の初秋


ようやく9月も終わり。

今月はいろいろなライブで
素敵なアーティストの方々との
出会い、再会が続いた。

灰太郎、山口敦子さん、深川慶さん、長嶋ジュンさん、
ちくわぶ、仲木戸、茶乱坊、バンジョーマダム、
Chihana、ダブルマンダラ

というお馴染みの面々に加えて

今月は、私よりも年上の方々に沢山お会いした。
私の年代には珍しいことである。

桜井芳樹さん、村上律さん、鈴木常吉さん、
David Nichternさん、有田純広さん、松田ari幸一さん、
よしだよしこさん、中川五郎さん、
中村よおさん、斉藤哲夫さん、おちゆうじさん

あまりに見事に続いた。

私がここでひとつ幸運だと思ったことがある。
先輩方たちのキャリアなるものを
まったくというわけではないが、
あまり詳しく知らないことである。

余計な先入観があまりない
そんな状態での出会いの方が
私には自然だし、嬉しい。

有名、無名なんてことは
私にはまったく関係がない。
そういったことが親交のきっかけとして
必要な人もいるのかも知れないが、
私にはおそらく必要がないように思う。

出会いのきっかけを作ってくれた皆様、
心から感謝の意を。ありがとう。



早速、桜井芳樹さん、そして中川五郎さんとは、
年内、もしくは来年初めでのジョイントライブが
どうやら実現しそうである。

とても楽しみなのである。


出会いは続き、そして繋がるものだなあ。





追記:
今夜9/30のChihanaとのライブが中止&延期になった。
体調を崩されている菩南座の太郎さんの復活を祈りながら、
お見舞い申し上げます。
まだまだこれから!とにかくお大事に。



SUEMARR | ここだけのつぶやき | 13:11 | comments(0) | - |

よく唄った歌



浅川マキさんの歌。

この夏は沢山唄った。

男が唄うのは…

という思いは 微塵もなく、

唄うことに対して

不思議と

違和感というものがない。

どこまでも遠くへ

どこまでも中へと

去っては入りこみ

入りこんでは去ってゆく。



そして思う。

マキさんの歌には

余計な「しがらみ」

というものがない。














SUEMARR | ここだけのつぶやき | 12:18 | comments(0) | - |

旅に出るとピリピリする

そろそろ日記も前へ進もう。



今年の旅も全てが濃かった。

それだけチカラをもらえるし、

自らのチカラも使い果たす。

そうでなくちゃいけない。気もする。

旅から帰れば、歌がピリピリしている。

カッコよく言えば、研ぎすまされている。

歌が生き続けるには

それほどに、

自分も驚く位に

ピリピリするのがよい。



大阪 朝日楼のチーフとHIROちゃん
京都 ROOM335のグッさん
名古屋 なんやのpuyoさん、青酸カリ子ちゃんたち
京都 磔磔の水島さんとスタッフの皆さん
徳島 Bar Deracineの青さん
米子 One MakeのPICOさんとめぐみさん
島根 カフェのぼせもんの若者たち!
犬山 珈琲ふぅの小川さんと奥様
京都 SLOWHANDの佐野さん、そしてCHAO
大阪でディープなガイド役を務めてくれたしょうこちゃん&たまちゃん
福島 プロジェクト福島「街なかコンサート・フォークジャンボリー」の皆さん
   そして福島MATCH BOXの松本さん

今年これまでに旅先でお世話になったお店の皆さんにも感謝しながら
また必ず行くことを誓って歌をピリピリさせながら唄い続けます。



そろそろアルバム作りたい作りたい。



SUEMARR | ここだけのつぶやき | 03:59 | comments(2) | - |

あの笑顔とあの固い握手

 
去年の真夏の夜に

西荻窪のお店で

唄っていたら、いつものように

しかし珍しく早い時間に

彼はふらふらと現れた。

彼は、一番前の席に座り、

私の歌を最後まで聴いてくれた。

アンコールということになり

彼がパーカッションを叩く中、

私は彼の自由なリズムに

この身を委ねながら

もう一曲唄った。



ライブが終わると、

彼は私に満面の笑顔を見せながら

固い握手をしてくれた。

そして、こう言ってくれたのである…



「 素晴らしかったな。
  また唄ってくれよ。
  オレさ、歌を聴いててさ、
  これまでの人生がさ、
  間違ってたんじゃないか?
  って思わされたよ。 」



音楽をやる人なんて、

たいがい皆、間違いだらけである。

私も同じである。

だからこそ、唄い続けるのかも知れない。

だからこそ、叩き続けるのかも知れない。

私も彼のプレイを聴くと、

同じ気持になったりするのだから…。

そうでなくちゃ、続ける必要もない。

そんな気がするのである。






古澤さん、

横浜にもこんな風に

思ってるヤツがおります。

あの時の笑顔と

あの時の固い握手、

一生忘れません。

ほんと、ありがとうございました。















古澤良治郎さん 2011年1月12日 永眠









【覚え書き】:

2010年8月22日 西荻窪 CLOP CLOPでのワンマンライブ

古澤良治郎 オフィシャルHP
http://www.nes-pa.com/furusawa/


SUEMARR | ここだけのつぶやき | 15:55 | comments(4) | - |
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